【心に火を】獅子座から見た冥王星水瓶座期間

いよいよ冥王星が完全に水瓶座入りするとのことで。

水瓶座のみんな、お覚悟をー!
みたいな感じになっていますが
対向サインの獅子座への影響について触れられることはあまり多くないので
獅子座の私の今の体感を記録しておきます。

ていうか冥王星山羊座時代、月蟹座もまあまあしんどかったんだが?

なぜ獅子座について考えようと思ったのかというと、
冥王星山羊座時代、月蟹座のわたしもまあまあしんどかったからです。

私の場合は月だけじゃなくて、チャートルーラーである金星も蟹座なのと
山羊座のICを冥王星が通過した、というのも影響していたかもしれません。

金星、月、MCのいずれかの対向プラマイ5度に常に冥王星がいた感じですね。

まあとにかく普通にしんどいんだが?状態だったわけです。

占星術的にはIC通過が一番きつそうですが
個人的には月の対向に来た時の方がしんどかったですね。

月、金星の対向を冥王星が通過するときには実際に環境は変わりましたし

感覚としては、ごく少数のコミュニティ内でぬくぬくしているほうが安心するのに
世界はどんどん外へ外へ広がり
SNSの普及で顔も知らない人と繋がることが普通になり、なんならその数が多ければ多いほど良しとされ、
社会的成功、名声を得ること、優秀であること、数字をだすこと、お金を稼ぐことの価値が高まり続けた時代に居心地の悪さを覚えた
みたいな感じ。

「どこにも安心できる場所なんてない」
「だから自分の気持ちを犠牲にしてでも走るしかない」
という意識が根付いた15年でした。

今はそれよりは大分健康的な考え方になってきました。

冥王星山羊座期間を経て強制的に外の世界に引きずり出された私の蟹座性ですが
まあ、外に働きかけるのもわるくないと思えるようになったので
多少は成長できたと思います。

ここ2年くらいは徹底的に自分の内面に向き合ってきたので
それが良かったのかもしれません。

そして冥王星が山羊座を抜けたと思ったら
今度は太陽獅子座の対抗座標である水瓶座入りです。

火を絶やさない

太陽獅子座のワイはどうしたらいいんですかねえ~教えて先生たち~とぼんやり考えていたのですが
ふと「心に火をつける」という言葉が浮かんできました。

そう、おぼろげながらに…(どこかで聞いたセリフ)

そしてな思い出したのがこれ。

Perfumeの「FLASH」という曲の中に

「静かな夜に今火をつけるの」という歌詞があります。

映画「ちはやふる」の主題歌になった曲ですね。

ってかこれ8年前って…こわ…

今改めて聞いてみると刺さるものがありました。
一番ぐっとくるのは

空気を揺らせ 鼓動を鳴らせ
静かな夜に今 火をつけるの
恋ともぜんぜん 違うエモーション
ホントに それだけなの

って部分。

水瓶座って、獅子座からするとクールでスマート。
まさに「静かな夜」みたいなものなんだよね。

何をやってもいいような寛大さがあるし、
誰にも干渉されないような自由もあるし、
反発できないもどかしさもあるし、
なんの約束もない心細さもあるし、
何が起こるかわからない不気味さもある。

水瓶座は常に獅子座の目の前にいて、
確かになにかが動いているのを感じることができる。

でも目には見えない。
獅子座から見ると、夜みたいなものだから。

目には見えないのに、これから何かが始まるんだという圧力だけは感じる。
これが対抗座標の体感なんじゃないかと思う。

「どうすりゃいいんだ?」ってなる。

だから火をつける。

どこかにある火を頼りにするんじゃなくて、自分で火をつける。

真っ暗な夜の中では、火がないと私たちは生きていくことができないのだ。

ごちゃごちゃ細かいことはおいておいて
とりあえずエモーションだけでOK。

獅子座が一番最初にやるのは、とにかく火をつけることなのだ。

で、これからは風の時代と言われているので、
この火を自分の中だけにとどめておくことはできない。

自分の中だけにとどめておこうと閉じ込めると酸素不足で火が消えてしまう。

軽やかな風が吹いている外の世界に火を出していく。
風が新鮮な空気を運んできてくれて、火は絶えず燃え続けることになる。

本気で獅子座をやる

でもまあ、これって冥王星水瓶座だからとか風の時代だからって関係なく
獅子座が持っている要素。

ただ、冥王星が水瓶座に来るということは、
対向サインの獅子座もテコ入れされるということ。

多分、中途半端な獅子座性は破壊されていくと思う。

下手な獅子座をやっていると冥王星にぶっ壊されるのだ。

火が心もとなかったら外の風で吹き消されるし
暴走した火なら、風にあおられて大炎上して最終的に消火せざるをえなくなる。

獅子座の悪い面はこれまで以上に否定されるかもしれない。
自己顕示欲とか、自己中心的すぎるふるまいとか
必要以上にリーダーシップを取ろうとしたりとか
「そういうのはもういいっす。古いっす」って新しい時代はNOを突き付けてくると思う。

特に太陽獅子座はまだ獲得していない状態のこともあるので
これを機会に本気で獅子座をやることになるはず。

本気じゃない火は冥王星さんの前では無力である。

でもそこで自分の中の獅子座性を引っ込めるんじゃなくて
もっともっと濾過して純化し、子供のように無邪気にこれだ!と思うものを出す。

本気で獅子座をやる。

それが結果的に人のためになるし
むしろそれしかできないと開き直る。

現実的な表現をすると
・本当にやりたいことをする
・仕事に没頭できないなら趣味の世界に思い切り没頭する
・自分の中の情熱を外に発信する
・本気で恋愛をする
みたいな感じかな。

特にやりたいことがないなら、とりあえず本気で遊べばいいと思う。
それか、子どもの頃に好きだったことを思い出してもう一回やるとか。

自分の中で火がつく瞬間に気づくこと。

一旦獅子座らしいことを否定される出来事が起こるかもしれないけれど、
とにかく獅子座性を捨てないこと!
自分の中の火を絶やさないこと!

どんなに効率的でスマートな世の中になったとしても
獅子座の我々は人生を楽しむ為に生まれてきたってことを忘れずに

楽しみとは、無駄の中に宿ることが多い。
芸術も音楽もファッションもライフスタイルも
無駄の中にこそ、その人の個性が宿る。

水瓶座が博愛なら獅子座は偏愛、
水瓶座が必然的な個性なら獅子座は無駄の中に宿る個性。

獅子座の情熱は生活を便利にはしないけれど豊かにはしてくれる。

獅子座は、
人間の中にある無駄なものを忘れさせないこと、
そして人生を通してそれを楽しむことを忘れさせないための役割を与えられている。

と、獅子座の私は考えている。

獅子座以外の太陽も動き出す

きっとこれからは獅子座以外の太陽も自分のサインらしさをもっと純化していくことになるのでしょう。

そうやって世界のバランスが生まれて
エネルギーが循環していく風の時代になるのだと思う。

振り落とされないように、
自由に人生を謳歌したいですね。

では。

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