親から愛されていなかった、というインナーチャイルドの叫び

インナーチャイルドってよく聞くワードがあるじゃないですか。

インナーチャイルドを癒しましょう、とかよく聞くけど
いまいち何に自分のインナーチャイルドが傷ついているのかわからない。

思い当たるものはたくさんあるけど、結局なにが嫌なの?とよくわからずにいた。

でも最近、この子(私のインナーチャイルド)の核心的な声がわかる出来事があったので
記録しておきたいと思います。

「なんかしらんけど嫌なこと」ってない?

20代後半くらいからミドサーの今に至るまで、
地元の仲人の人からお見合いのお誘いが来ます。

最初の方はその誘いを受けてたんですけど
今はもう断ってるんですね。

理由はいろいろあるんだけど、ここでは端折ります。

で、先日もお見合いしないかって連絡がきたから、母にどうする?って聞かれた。
(こういう連絡は実家にかかってくる)

母はそれはそれはもうお見合いしてほしそう~~~~~~~な顔をしてる。
「お母さん的にはこの人いいと思うわ~~~」って顔してる。

それを見ると「うわっ」と思う。
罪悪感と劣等感で押しつぶされそうになる。

でもこれは私の人生。
最初の方は親の顔を立てたほうがいいかな…とか考えて流されてたけど、
やっぱりやりたくないって思ったから、心を鬼にして今回も断った。

じぶんでも、なんでこんなにお見合いが嫌なのかわからないけど
とにかく嫌。

別に男の人と喋れないとか苦手意識があるとかいうわけではないし、
まわりを見て結婚っていいなぁと思うこともあるんだけど
とにかくお見合いが嫌で嫌で仕方がなかった。

で、今思うとそこにヒントがあったんだと思う。

父親からの結婚しろ圧力で号泣するの巻

そしてその後父から言われた言葉で私は号泣することになる。

「お見合い断ったんか。で、どうするんや?いい人おらんのか?
どうするか考えなあかんで」
みたいな感じ。

まあ、よくある親からの圧力なのだが
父はそういうことを今まで一度も言ってきたことがなかった。
進路を選ぶ時も、就職するときも。
どちらかというと私の人生に無関心そうであった。

それが突然、まるで重罪でも犯したような重苦しい言い方である。

多分他人に言われるぶんには気にしなかったと思う。

父から言われたからものすごくショックを受けた。

結婚しろと言われたことそのものというよりは、

ほらやっぱり愛されてないじゃん!!!!!

という言葉がバーンと頭のなかに響いてきて、それに驚いた。

なんだよ私、
全然両親のこと信用してないじゃん。

全然信用してない事実にも驚いた。
うちの親はいい親だと言い聞かせてきただけだった。
そのとこにもショックを受けた。

やっとみつけたぜインナーチャイルド

現在の自分が泣いているんだけど
私の中にいる10歳くらいの女の子も、ずーーーっと泣いてることに気が付いた。

ああ、これがインナーチャイルドなんだ、とやっと理解できた。
そしてこの時からずっと泣いているんだと気が付いた。

↓ブスすぎていじめられていた話

キャラぶっ壊れの1ハウス冥王星の話

私がいじめられてた頃、兄は盛大にグレてたから
母は兄のお世話で手いっぱいだったと記憶してる。

おまけに共働きで母はいつも忙しそうにしていた。

なんか大変そうな母に気をつかって

私は強いから、大人や友だちに助けなんて求めなくても平気。
先生とか親に言いつけるやつダセェw
って思ってた。

でもほんとうは当時の私はめちゃくちゃ傷ついてたみたい。

号泣中に頭の中に出てきた言葉は

私がいじめられてたことにも気づかなかったくせに!
守ってくれなかったくせに!!!
今更勝手なこといってんじゃねーよ!!!!!!
お前らの言いなりになんてなるか!!!!!!

バーーーーーーーーカ!!!

だった。
もう少しで口から出かかった。

しくしくしおらしく泣いてるんじゃなくて、まじで叫んで泣いて暴れまわってる笑
エネルギーだけはある笑

そんで、そういう親に対する恨みつらみだけじゃなくて

お前ら男なんてろくでもねーやつばっかり!!!!
顔でしか判断できない低能単細胞ども!!!!

お前らなんかと結婚するか!!!!!!

バーーーーーーーーカ!!!!!

とも言ってる。

だから本当は結婚なんてしたくないと思ってるし、親のいいなりになんてなりたくない。
特に親が気に入るような、お見合いに来るような男なんて絶対いやだと思ってる。

毒親じゃなくてもインナーチャイルドが傷ついていることはある

私の両親は決して世間で言われる「毒親」という部類ではない。

めちゃくちゃなことを言われたことはないし
子どもの頃は経済的な苦労をしたことがなかったし
ごく普通のいい親だと思う。

両親なりに、めいいっぱい愛を注いてくれていたと思う。

両親が悪いわけではない。

私がもし親という立場になっても、正しい対応なんてできないだろうと思う。

でも、子どもの頃
一番助けてほしかった時に助けてもらえなかったのは事実。

いくら親でも、絶対的な理解者にはなりえない。

私が思う愛と両親が思う愛は違うのだ。

まずはそれを受け入れよう。

原点にして頂点「自愛」

だから結局、自分で自分を理解してあげるしかないのだ。
自分だけが自分の本当の声に耳を傾け、絶対的な味方でいるしかないのだ。

これがいわゆる自愛というやつで
インナーチャイルドを癒すということになるんだろう。

根底にずっとあった
ただ私が生きて存在しているだけでは両親にとっては不十分なんだ、
普通の平均的な幸せな人生を歩まないと両親は愛してくれないんだ、

という恐れが表面化した出来事だった。

で、親に対してそう思っているってことは
間違いなく他人に対してもそう思っている。


ここのボタンの掛け違えがあらゆることの元凶であると言ってもいいのではないだろうか。

だから、聞こう。インナーチャイルドの言葉を。

スピ業界で自愛自愛と言われる理由がやっとわかった気がする。

本来、時間には過去も未来もなく、今この瞬間しかないという。

であれば、インナーチャイルドがいくら昔の記憶で泣いていようが
泣いているのは今だ。

泣きながら人を愛せるか?
泣きながら天職なんて見つけられるか?
無理だと思うな~

ハイヤーセルフとか神様の声を聞くよりも先に
何はともあれここからだろ。


今ここで泣いている自分を癒すのだ。

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