私は私と はぐれる訳にはいかないから

みなさん知ってますか?
タイトルの言葉。

これはポルノグラフィティの「サウダージ」っていう曲の冒頭の歌詞です。

私と同世代のミドサーはドンピシャ世代ではないでしょうか。

大人になってこの曲を聴くと、
めっちゃいい歌詞だな~って思いました。

ちょっと歌詞を引用します。

私は私と はぐれる訳にはいかないから
いつかまた逢いましょう その日までサヨナラ恋心よ

こういう歌詞から始まります。

つまり「恋心」という感情は、
私本体ではないわけですね。


明確に「私」という存在と分けている。

人は時に、感情におぼれ、振り回され、
ズタズタのボロ雑巾のように傷つくことがあります。
(特に恋愛感情は)

そういう時は、きっと感情と自分自身が同化してしまっている。

感情そのものが自分なのだと錯覚してしまう。
これがないと私ではなくなるという恐怖を伴いながら
必死にそばにおいていたがる。
自分を苦しめる感情すら手放せないこともある。
そのほうが心地よいと錯覚してしまうからだ。

しかし
恋心にかぎらず、あらゆる執着や妬み、苦しみ、喜びなどのポジティブなものまで
それらは私自身とは違うので、
もし失ってしまっても本当は私は生きていける。

感情とはオプションみたいなものだ。
基本料金ではないので、いつでも解約していい。

基本料金には「私」しか含まれない。


風の時代とは
きっとこういう不必要なオプションをバッサバッサと解約していくことになるのだと思う。

今の自分に必要なものだけ適宜契約して持っていればいい、
契約内容は自分で選ぶ、というスタンス。

感情というものから一歩引くことで
私本体を取りもどす時代になるんじゃないかと思う。

もちろん苦しみにも役割があるのだろうけれど
多分、きっと
こんなブログをわざわざ読んでくれるような人にはもう不要なんじゃないかな。

もう散々持ち続けて握りしめてきた人だろうからね。

この世に生きるために必ず必要なのは「私」だけ。
つまり愛であることから
この世界には愛しかない、という表現が成り立つわけです。

そんな感じで。

これはこの曲を聴いて私が思ったことを書いただけで、歌詞の考察ではありませんので悪しからず!

べつに失恋したわけではありませんがw
ふと思ったことを書いてみました。

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